Newsニュース

東京都内の小学校で出張「ダイアログ・イン・サイレンス」を行いました!

先日、東京都内小学校の3年生61名に向けて、ダイアログ・イン・サイレンスを出張開催いたしました。

普段は竹芝にある「対話の森」で開催しているダイアログ・イン・サイレンスですが、小学校での出張開催は今回が3回目。小学校開催に初めて挑むアテンドもおり、スタッフ一同がより一層、こどもたちに会えることへの嬉しさに心躍らせながら向かいました。


「今日の仲間は、耳が聞こえない4人のアテンドたちです!」


壁にいくつもの写真やイラストが張られた、普段とはしつらえの異なる体育館。見慣れない光景にはしゃぎながら、嬉しそうにおしゃべりをして入ってきた子どもたち。
ダイアログスタッフから冒頭の言葉を受けて、子どもたちのちょっぴり戸惑いの交じった声が静かに響きます―

「みんなにお願いがあるの。今から、声でのおしゃべりはおやすみだよ。手話でのおしゃべりも、おやすみしてね。」
そんな言葉に少し不安な表情をのぞかせた子どもたちでしたが、その数分後には、見えないボールでの「エアキャッチボール」が始まりました。戸惑い交じりの声は、すぐにキラキラと輝く笑顔に変わりました。

声を使わず、手を挙げてアテンドに「はい!はい!」と合図。



ついにはエアでみんなで大縄跳びまで!もちろんそこには縄もなく、「縄跳びをしよう」という音声での声かけもありません。

ボディランゲージで伝え合い、みんなで協力したら、声を発しなくても遊ぶことができました。

こどもたちはアテンドやクラスメイトの目を見て、身体いっぱいのボディランゲージで伝え合い、いくつかの手話もマスター。
最後にはアテンドに駆け寄り、手話で「ありがとう!」や「またね!!」と挨拶。
こどもたちから盛んに手話で挨拶をしてくれる様子に、私たちも心が温まりもっと多くの学校で開催したいという思いを強くしました。

そもそもこの出張サイレンス、昨年夏に萩生田文科大臣がサイレンスをご体験・その後も小学校開催の様子を視察くださったことがきっかけです。

飛沫感染防止のため、給食も黙って食べなくてはならない―。
自由なおしゃべりもままならない―。
新型コロナウイルス感染拡大以降、あらゆる制限を強いられているのは、私たち大人だけではありません。

非常事態に置かれているこどもたちに、表情やボディランゲージなら「おしゃべり」ができること、コミュニケーションの方法はひとつではないこと、そして互いの文化や特徴が違っても、工夫すれば遊ぶことができることが、ほんの少しでも伝わっていたら…と思います。

なお、今回のサイレンス出張運営は公立学校という性質上、マンスリーやスポットでいただいているご支援・ご寄付より一部資金を捻出し、開催が実現いたしました。

現在挑戦中のクラウドファンディングが成功したら、「対話の森」でもこのようにアテンドとこどもたちが遊びあいながら交流する場ができ、さらに今回体験してくれたこどもたちが「またね」の言葉通り、「対話の森」でアテンドと再会ができるかもしれません。

5000人のこどもたちに、ダイアログ体験をプレゼントできますように!

ニュース一覧へ戻る