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【プレスリリース】8月23日㈰11時―アンバサダー小島慶子さん、乙武洋匡さん(追加)、 視覚障害者、聴覚障害者の「アテンド」らによるテープカット、オープニングセレモニー、 メディア体験会のご案内

ダイバーシティ(多様性)を楽しみながら学び、障害者の安定した雇用にもつながる
【ご取材のお願い】
日本初「ダイバーシティ」を体験できる ダイアログ・ミュージアム「対話の森」オープン

8月23日(日)11時~アンバサダー小島慶子さん、乙武洋匡さん(追加)、
視覚障害者、聴覚障害者のアテンドらによる テープカット、オープニングセレモニーのご案内

ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ(東京港区・代表理事志村季世恵)は2020年8月23日、ダイバーシティを体感できる日本初のダイアログ・ミュージアム「対話の森」をオープンします。
オープン時には2つのソーシャルエンターテイメントを開催いたします。一つは静けさの中で聴覚障害者とともに表情やボディーランゲージでコミュニケーションを楽しむ「ダイアログ・イン・サイレンス」。マスク着用が当たり前となったコロナ禍において、マスクをしてでもわかる笑顔や表情の変化を体感します。
そして真っ暗闇のエンターテイメントとして知られ、これまで23万人以上が体験した「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を、「ダイアログ・イン・ザ・ライト」として期間限定でアレンジ。真っ暗闇の会場に明かりを灯し初公開します。目に見える会場で視覚障害者スタッフとともに、「旅」をしながら私達に眠る五感と、人と出会い対話することの楽しさと豊かさを再発見。
withコロナの今だからこそ社会に必要な2つのソーシャルエンターテイメントを提供します。  
なお、開催にあたって8月23日に行うオープニングセレモニーには、ダイアログを応援してくださっているエッセイスト・タレントの小島慶子さん、乙武洋匡さんやアテンドと呼ばれる視覚障害、聴覚障害のあるスタッフたちによるテープカット、応援してくださっている企業代表の方々からのメッセージをお伝えさせていただきます。 是非ご取材いただけますようお願い申し上げます。

【日時】 2020年8月23日(日)11時00分~
1. 理事・志村真介よりご挨拶
2. ダイアログについてのビデオ上映
3. 視覚・聴覚障害者のアテンド代表よりご挨拶
4. 小島慶子さん(アンバサダー代表、エッセイスト・タレント)、乙武洋匡さん(アンバサダー代表、作家)ご挨拶
5. ご協賛企業ご挨拶
6. テープカット
7. 質疑応答
8. 代表志村季世恵よりご挨拶
13時00分~ 一般のお客様入場開始
※記者会見・テープカットともオンライン上でもご取材可能です。なお、テープカットはご支援いただいた方々もオンライン上でともに「オンラインテープカット」を行います。
※13時~は一般のお客様向けの体験がスタートいたします。ご取材可能です。

【登壇者】
東日本旅客鉃道株式会社 執行役員 事業創造本部副本部長 表輝幸氏
清水建設株式会社 常務執行役員 コーポレート企画室長 東佳樹氏
株式会社ベネッセホールディングス 社長室 部長 坂本香織氏
エッセイスト・タレント 小島慶子氏 作家 乙武洋匡氏 
一社ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表理事 志村季世恵
ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン代表 志村真介
ダイアログ・イン・ザ・ダーク アテンド 瀬戸洋平
ダイアログ・イン・サイレンス アテンド 松森果林

【場所】
▶現場取材ご希望の方 複合施設「アトレ竹芝」内 アトレ竹芝シアター棟1階(東京都港区海岸1-10-45)
アクセス:https://taiwanomori.dialogue.or.jp/ 浜松町駅(JR・モノレール) 徒歩6分/大門駅(地下鉄大江戸線・浅草線) 徒歩7分/竹芝駅(ゆりかもめ) 徒歩3分

▶オンラインご希望の方 Zoomでの開催を予定しております。当日は以下URLよりお入り下さい。
変更になりました。詳しくは広報にお問い合わせください。
https://us02web.zoom.us/j/86565599349?pwd=YVl1eWRPTlFHaFRhaFBKZGgwZjNWdz09
ミーティングID: 865 6559 9349/パスコード: 927612

【お申込み先】
以下グーグルフォームでのお申込み、または広報担当・脇本までご連絡ください。
https://forms.gle/cmeTifrGgHj5P3TCA

【代表理事・志村季世恵からのメッセージ】  
ダイアログ・ミュージアム「対話の森」は1400名を超える多くの方々、そしてご支援くださる企業様とともにオープンを迎えます。  ダイアログ・イン・ザ・ダークが日本に上陸して21年。開催当初は視覚障害者が大勢集まり、リーダーシップをとり健常者を暗闇に案内するなど理解されず、会場を借りることすらできませんでした。徐々にご理解者が増えるも、世の中を揺るがす痛ましい事件や事故で社会が不安の渦に飲み込まれるたび、開催は白紙に戻りました。視覚障害者のアテンドが事件や事故に巻き込まれたら、自分たちの責任となるのではと判断されたからです。
社会が不安定になると、脆弱な状態にある障害者はそっと蚊帳の外に追い出されてしまう。それはダイアログの活動自体と重なっていました。本当は、彼らだからこその深い経験と生きる術を持ち合わせているのに、社会に活かされることなく葬られてしまう。

それでも、あきらめることはできず、歩みを続けた結果、多くのご支援者とともに東京・浜松町「アトレ竹芝」内にダイアログ・ミュージアムの常設が決まりました。  
しかし、襲ってきた新型コロナウイルス感染拡大。私たちは人々が密になってしまう暗闇を手放し、「ダイアログ・イン・ザ・ライト」としてソーシャルエンターテイメントを展開することにしました。
ウイルスを前にしては、人はみな不安で先が見えない、ある意味で、みな対等な状況です。今なら暗闇をつくらずとも、対等な対話ができるはず。そう信じ、あえて暗闇に灯りを灯す決断をしました。  
「ダイアログ・イン・サイレンス」も、マスクをした状態でご体験いただき、日常により近いかたちで、マスクからはみでるほどの表情やボディランゲージを楽しんでいただくことにしました。
今だからこそ、今しか体験できないソーシャルエンターテイメントが、完成しました。  

また、ダイアログ・ミュージアム「対話の森」は視覚障害者・聴覚障害者の育成・雇用の場ともなっています。「アトレ竹芝」に引っ越して以来、視覚障害者のスタッフが街を歩くと声をかけてくださる方が増えました。
他店舗の店員さんや警備員さんが聴覚障害者のスタッフに向け手話で挨拶をしてくださるようになりました。街全体が優しく変化しているように感じています。
 厚生労働省の調査では本年2~6月で障害者の解雇が16%増加したとの結果が明らかになりました。一方、OECDの調査では、障害者の排除でOECD諸国に7%の損失があるとのデータも出ています。
私たちは、視覚・聴覚障害者だからこその能力や文化を信じ、彼らとともに社会を変えていきたいと思います。  ダイアログ・ミュージアム「対話の森」に多くの人が集い、対話をし、成長し続ける森となることを願っています。

■■■ダイアログ・ミュージアム「対話の森」とは■■■  
見えないからこそ、みえるもの。聞こえないからこそ、聴こえるもの。老いるからこそ、学べること。  目以外の感性を使い楽しむことのできる「ダーク」では、見た目や固定観念から解放された対話を。表情やボディランゲージで楽しむ「サイレンス」では、言語や文化の壁を超えた対話を。そして「タイム」では、年齢や世代を超え、生き方について対話をします。  期間限定で「ダーク」は「ライト」にアレンジ。暗闇に明かりをはじめて灯し、あなたをお迎え。見える中で旅するように人と出会い、私たちに眠る五感の豊かさを再発見します。 世代。ハンディキャップ。文化。宗教。民族。世の中を分断しているたくさんのものを、 出会いと対話によってつなぎ、ダイバーシティを体感するミュージアム。この場で生まれていく「対話」が展示物です。

住所:複合施設「アトレ竹芝」内 アトレ竹芝シアター棟1階(東京都港区海岸1-10-45)
開催時間:11時~20時 ※事前予約制 ★8月14日(金)チケット発売開始!
体験料金:  ・ライト 大人3500円、中高生・学生2500円、小学生1500円  
       ・サイレンス 大人3500円、中高生・学生2500円、小学生1500円
WEBサイト:https://taiwanomori.dialogue.or.jp/
特別協賛:東日本旅客鉃道株式会社、清水建設株式会社
協賛:株式会社ベネッセホールディングス、日鉄興亜不動産株式会社
特別協力:株式会社アトレ、TOA株式会社
協力:株式会社J-WAVE、株式会社オープン・エー、株式会社ジーベック
後援:文部科学省、厚生労働省、東京都、佐賀県、港区、全日本ろうあ連盟

【ダイアログ・イン・ザ・ダーク(DIALOGUE IN THE DARK)」とは】 純度100%の真っ暗闇の中で、見ること以外の感覚を使い、驚きに満ちた発見をしていくエンターテイメント。体験を案内するのは、普段から目をつかわない視覚障害者のアテンドです。視覚以外の感覚を広げ、新しい感性を使い、チームとなった方々と様々なシーンを体験します。1988年、ドイツの哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれ、これまで世界50か国以上、800万人を超える人が体験。日本では1999年に初開催し、これまで23万人以上が体験。コロナウイルス感染拡大防止のため、東京・神宮外苑「内なる美、ととのう暗闇。」は休業中、大阪「対話ある家」は7月再開(チケット発売中)。 法人・団体向けワークショップHP:https://biz.dialogue.or.jp/

【「ダイアログ・イン・サイレンス(DIALOGUE IN SILENCE)」とは】
音のない世界で、言葉の壁を超えた対話を楽しむエンターテインメント。体験を案内するのは、音声に頼らず対話をする達人、聴覚障害者のアテンドです。参加者は、音を遮断するヘッドセットを装着。静寂の中で、集中力、観察力、表現力を高め、解放感のある自由を体験します。そしてボディーランゲージなど、音や声を出さず、互いにコミュニケーションをとる方法を発見していきます。たとえ母国語の異なる人であっても、想像以上の交流が深まります。1998年にドイツで開催されて以降、フランス、イスラエル、メキシコ、トルコ、中国でも開催。これまで世界で100万人以上が体験しています。日本では2017年に初開催し、2019年までに3回開催、約1万人が体験しました。

【本件に関するお問い合わせ先】 ダイアログ・ミュージアム「対話の森」広報担当 脇本・山崎
MAIL wakimoto@dialoginthedark.com  TEL 080-4123-4333

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